●洗車及びコーティング
 ヘッドライトの黄ばみ・くすみ取り
最近のヘッドライトレンズ及びレンズカバーはほとんどの場合が樹脂で出来ています。ちょっと昔の車だとガラス製も有りましたが今ではまず有りません、素材の違いはあますが樹脂である以上紫外線等での劣化による黄ばみ・くすみは避けることは出来ません。新車のうちはキレイですが、表面の特殊なコーティング層の劣化による事が黄ばみの原因では?と考えています。また、ワックスやコーティング剤に含まれる石油系・有機溶剤などの付着放置がかなり悪影響を与えています。
 ●コンパウンドでの黄ばみ除去
ピカール
ヘッドライトレンズの表面が曇ってきて気になり、色々と情報を探してプラスチックコンパウンドなどで対処した人も少なくないと思いますが、私の場合はコスト的にも安い(家にあったので…)日本磨料工業のピカールで磨いています。手磨きでコツコツ作業しましょう。
一度ディーラーに勧められてヘッドライトの黄ばみ取り&コーティングをしてもらいました…最悪でした。コーティング剤の塗りむらが激しくかえって汚く見える様になってしまいました。これを除去するのにピカールを使いました。(ウエスにピカールを付けちょっと強めに磨くと、ウエスが黄色くなるのが分かります。手作業でコツコツと繰り返しましょう)
劣化して黄ばんだコート層を除去しなければ透明感は回復しません。透明感が出たからといっても終わりではありません、一番大切なのはその後の樹脂部分の劣化対策です。
なぜなら、コンパウンド等の研磨剤でコート層を除去すると一時的にかなりキレイには回復することが出来ますが、そのままにしておくと以前より劣化が早くなってしまいます。再度磨くとまた黄ばんだりするペースが早くなり、最終的には交換以外手段が無くなってしまうからです。
 ●から拭き確認
黄ばみが取れたら空拭きしてコンパウンド等の研磨剤を完全に除去し、その後脱脂するため、中性洗剤などで軽く洗い水分を拭き取って下さい。
この時点でピカピカになり満足できれば良いのですが、全く変化が無い、透明感が見られないようなら、レンズ内のくすみ・黄ばみ又は素材劣化の可能性も考えられます。
 ●コーティング作業
コンパウンド等の研磨剤の取り残しがないか、確認してからコーティングをします。
市販品の樹脂光沢復元剤や硬化系ガラスコーティングでUVカットの効果があるのが良いと思います。私の場合はボディにも使用している、ガラスコーティング剤のミラリッチを使っています。販売元のハートコムによると戦闘機のキャノピー等にも使われていて、UVカット効果があうえ黄ばみ成分が入っていないので黄ばみにくいと言うことです。
研磨剤及びコーティング剤は含まれる成分によっては多少のリスクを伴いますので、作業は自己の判断・責任で実施してください。
     
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1:洗車方法
3:簡単コーティング
5:綺麗に見せるコツ
2:水垢取り及び下地作り
4:ヘッドライトのくすみ取り
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