●足回り
アンダープレース
足回りを固めた後にはどうしてもボディの補強が気になってきます。タワーバーなどもありますが、目立たないところでフロア下の補強があります。フロント用、センター用、リヤ用の3パターンがあり、装着個所はフロント側がエンジンの下側、センター部分はミッション下、リヤ側はデフ部分の下となります。
クルマの下側を見たことがある人ならわかると思いますが、フロア下には意外と広い空間があります。駆動方式によっても違いますが、エンジンルーム下は大きく空いているし、ミッション部分もフロアトンネルが存在しています。ここの左右を連結するパーツがフロア下補強と呼ばれるものです。
ストラットタワーバーがエンジンルームの上側から装着するのに対し、フロア下補強は下からタワーバーを装着すると考えればOK。
フロア下補強は、いかにもボディ補強しています!という従来品と違い、さりげなく補強できるのがポイント。装着するとしないとでは、大きくボディ剛性が異なってくる。クルマのヤレが気になる人はぜひ試してみましよう。
●フロントロアアームバー(MRS ZZW30 ロワアームバー)
エンジンルーム下部分の左右ロアアームを補強バーで連結。剛性アップはもちろん、ボディのヨレを抑制することで、サスペンションの動きがよくなる効果も期待でき、ハンドリング向上もみられる。
●ロアブレースバー(MRS ZZW30 フロアサブフレーム
ミッションの下側に空いた空間(フロアトンネル)の左右を連結。ギヤの入りが渋かったものが、これを装着することでスムーズにシフトチェンジができるなどの効果が期待でき、車体のよじれなどを抑える効果もある。
●リアフレーム補強バー(MRS ZZW30 ロワアームバー)
ボディフレーム後端取付部をつなぎ、ボディの「ねじれ」剛性を強化します。走り込んでヘタリ気味のボディをリフレシュさせ、ボディへの負担を軽減します。
●装着の感想
私の場合はクスコ製を装着しました。かなり剛性感を感じるようになりました。またロアアームを繋いでいるせいか、足回りが硬くなった様にも感じます。
メーカーにより対応車種や効果はもちろん価格も違うと思います。MR-Sの場合3点合計で3万円強で購入できました。取り付けもボルトオンのため、DIYで簡単に行えましたので、コストパフォーマンスは高いし、リフトアップしたときにかなりオシャレだと思います。
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