●ユーザー車検
 車検前メンテナンス
車検に必要なメンテナンスです。
車検で必要なメンテナンス項目下記の10項目です。(地域により多少違います)
●保安部品 ●フロントのトーイン(※)
●前後ブレーキ、サイドブレーキ ●スピードメーター
●ライト光軸(※) ●排ガス(※)
●下回り ●タイヤ
●ホーン ●ウォッシャーとワイパー
以上です。
ただし、ライト光軸、排ガス、トーインは個人では難しいため予備検時に行ってもらいましょう。
 ●保安部品とは
車検場で見るのは、外回りのライト類とエンジンルーム、そして室内。
外回りのライト類はどれかひとつでも切れているとNGです。点検・交換しておきましょう。
ヘッドライト
  色は白〜黄色だけ。青などはNGです。さらに4灯式の場合はLOW側をダンボールとガムテープで光がもれないようにする必要があります。
ついでに車幅灯(スモール)もチェックしておきましょう。
ウィンカー
  色はオレンジだけ。点滅することが条件。ハザードもチェックされます。
ブレーキランプ
  色は赤だけ。さらに、ブレーキランプと連動するランプ類は後づけのものは全てNGです。
バックランプ
  色は白に近い色。後づけのランプ類はスイッチを切っておくか、外しましょう。連動しなければOK。
ナンバー灯
  色は白に近い色。青や赤などはNGです。
エンジンルーム
  特に変な改造をしてなければOK。 ただオイル漏れなどは前日に拭き取ってきれいにしておきましょう。 また、エアクリーナーはきのこ型などでもOK。
コーションラベル
  触媒の排気温についての説明書。サンバイザーなどに書いてあるものです。外してないかぎりあるはずです。
ギアパターン
  マニュアル車のシフトレバーの上に付いているシフトパターンです。見やすいところにあれば、シフトパターンのステッカーなどでもOK。
ハンドル
  丸い事が条件。また、大きさは35パイ前後ならまず大丈夫でしょう。 それよりも、重要なのがホーンマーク。無いとNGです。ホーンマークとはハンドルに付いてるラッパマークのことでホーンボタンを変えている人は注意してください。
保安部品で特に問題になるのはヘッドライトの光量。
ハロゲンランプの場合(最近はHIDも主流ですがHiはハロゲンの場合も多い)光軸は合ってるのにバッテリー弱りで光量が足りずにNGになる場合があります。
(測定する時に発電量の少ないアイドリング状態で測定するため)
バッテリーの場合は予備検で調整できるものでは無いため、長い間交換してないようなら、バッテリーを交換しておいた方が安心です。
 ●フロントのトーインとは
トーインはほとんど大丈夫。ただ、大幅に狂っている場合は調整が必要です。調整値はトー0(ゼロ)前後ならほぼOK。調整方法が分からなかったり、ロックしてるナットが固い場合は手を出さづずに、予備検の時に狂っていたら調整してもらう方が安心です。
 ●前後ブレーキ、サイドブレーキとは
車検場で実際にタイヤを外してブレーキの残りを見ることはありません。きちんと止まればOK。ただし、トラブルと危険な場所なので、タイヤを外してパッドの残量チェックや定期的なチェックは絶対に行ってください。
 ●スピードメーターとは
40Kmで走ってるときに針がしっかり40Kmを差していればOK。もし狂っていてら、予備検時に自分のクルマは40Kmは何キロかを覚えておき、メーターテストの時そのスピードに合わせれば、とりあえず通ります。動いていない物はNGです。
 ●下回りとは
マフラー
  まずは、社外マフラーなら車検対応かどうか。
JASMAの認定書があれば、一応持っていきましょう。
サイレンサーが無いものや大穴・爆音は当然NGです。
次にマフラーを吊っているゴムが切れてないかチェックしましょう。
排気漏れは基本NGです。軽い場合はOKの時もありますが、見るからに穴が空いている場合や、心配な場合は修理・交換しましょう。
シャフトブーツ
  FRなら後輪を外すか後ろからのぞきます。FFならハンドルをいっぱいまできります。4WDはその両方です。FRならデフケースからブレーキにむかってシャフトが出ていてデフケースとブレーキ側にシャフトブーツがあるはずです。FFはエンジン側からブレーキにむかってシャフトが出ていてエンジン側とブレーキ側にシャフトブーツがあるはずです。4WDはその両方です。
このブーツが破れていたり、ひびわれしていたらNGです。交換をしなければなりませんが、シャフトを抜く作業が必要なため、工場に依頼しましょう。
足回り(車高)
  バネに遊びがなければOK。ただし、車の一番低いところが(タイヤ以外)地上から9cm以上あることが条件です。
 ●タイヤとは
残り溝を確認しましょう。タイヤの溝の一部分でも1.6ミリ以下に減っているタイヤ(スリップサインを超えているタイヤ)はNGです。また、”ひびわれ”,”側面の傷”のチェックも同時の行ってください。
 ●排ガスとは
排ガスは触媒が付いていればOKです。
 ●ウォッシャーとワイパーとは
ワイパーは動いていればOKです。ウォッシャーはフロントが出ないとNGです。同時にワイパーブレードのチェック・交換も行いましょう。
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