●洗車及びコーティング
 水垢取り及び下地作り
クルマをキレイにする中で、一番面倒な汚れが水垢取り&下地作りだと思います。
水垢は黒い筋がシマシマになって垂れていたり、ボディがくすんだ様にも見えます。タオルで擦っても落ちないし、ボディシャンプーを使ってもなかなかキレイには落ちてくれません。しかし、一度下地を作ってしまえば簡単なメンテナンスで綺麗な状態を維持しやすいのです。ただし、年月の経ったクルマには有効ですが新車や磨き傷を気にする方にはオススメいたしません。コンパウンド系は表面を削るため、自己判断及び自己責任で作業してください。
 ●ボディ
willson
洗剤程度では簡単に落ちない水垢にはコンパウンドを使用します。市販品で色々な水垢落しがありますが、粒子の粗いコンパウンドは汚れが良く取れる代わりにボディ部分が白くボヤケてしまう事があります。オススメは、業務用でボディ磨きとしても使用している液体コンパウンドです。コーティングの下地処理としても使いますので、ボディを傷付けずに汚れを落とす事が出来ます。その他には、ボディカラーに合わせたコンパウンド入りの液体ワックスでも良いと思います。
コンパウンド系での水垢落しには時間と手間は掛かりますが、一番キレイになる上に、塗装に艶が出てきます。
但し!コンパウンドは塗装表面を削ってきれいにするケミカル用品ですので、使い過ぎると、塗装面のクリアを剥がしてしまうどころか、塗装の層も薄くしてしまいます。目安として、爪で引っかいて、爪に引っ掛かりのある傷はコンパウンドでもキレイには消えません。
コンパウンドの常用は絶対に避け、水垢が付かないような日頃のメンテナンスを心がけましょう。あくまでコンパウンドを使った水垢落しは最終手段的として考えて、決して洗車の度に使用しないで下さい。
コンパウンドを使用した場合は必ずワックス掛けやコーティング処理をしてください。
 ●ホイール
ホイールも同じようにコンパウンドを使用します。汚れがひどい場合はホイールクリーナーを使うのも良いのですが、コンパウンドでも充分キレイになる上艶が出ます。布に少量の液体コンパウンド又はコンパウンド入りの液体ワックスを付け磨いていきます。メッシュなどの細かいデザインのホイールは使用済みの歯ブラシなどで磨くと良いでしょう。
また、ホイールを外した機会にホイールの裏側もやっておくと、よりキレイに見えます。裏側は特に汚れがひどいため、最初にスチールたわしなどで汚れを落とすのも一つの手段です。裏側は目立たないので多少の磨き傷は覚悟している方は試してみる価値があると思います。
また、コンパウンドを使用した場合は必ずワックス掛けやコーティング処理をしてください。
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1:洗車方法
3:簡単コーティング
5:綺麗に見せるコツ
2:水垢取り及び下地作り
4:ヘッドライトのくすみ取り
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