●エンジン周り
 エアフロセンサーの洗浄
エアフロセンサーとはエンジン内に吸い込む空気量を測定しているセンサーです。
温度センサーやこのセンサーを併用しエンジン内に送り込む燃料の濃淡を決定する大切なセンサーで、これが汚れていると正確な空気流入量が測定できず適切な燃料噴射が行えません。
エアクリーナーの直後に着いていることが多いため、汚れやすい部品だと思います。
このセンサーが汚れている場合ほ、不必要にアクセルを開けなければエンジンが回らなくなるので燃費悪くなったり加速が悪くなったりします。
それを解消する為にエアフロセンサーの洗浄を行います。
<注意>
洗浄スプレーの温度は氷点下になるため、温まっているセンサーにいきなりかけてしまうとセンサーが破損する場合があります。エンジン停止直後の洗浄は避け、30分程待ち、センサーが冷えてから作業しましょう。
 ●エアフロセンサーの場所
今回はトヨタMR-Sなのでホットワイヤ式センサーの洗浄です。
最初に必ずバッテリーのマイナス端子を外します。エンジンルームのエアクリーナーの先にエアフロセンサー本体があります。(注意:メーカーや車種により形態及び取付位置が違います)
 ●エアフロセンサーの取り外し
カプラーを外してからネジを2本外します。カプラーが堅い場合がありますので慎重に外してください。 後は本体を引き抜くだけで簡単に外れます。外した後はゴミが入らないように何かで穴を塞いでおきます。
 ●洗浄作業
マッチ棒のような形をしているのが吸気温センサーです。多分ほとんどが汚れていると思いますが、ここから洗浄し、次に下からのぞき込むと2本ワイヤーが見えます。 これがエアフロセンサーです。ここも洗浄します。
今回使用した洗浄剤は呉工業のエアフロクリーンです。ワコーズなどからも出ていますのでカーショップで簡単に買うことが出来ます。
デリケートな部品なのでかけ過ぎ注意し、10cmくらい離した所から5秒程度吹きつけて汚れを落とします。
 ●エアフロセンサーの取り付け
センサー自体を十分に自然乾燥させてから取り付けを行います。
元のように組み上げたらバッテリーのマイナス端子を接続して完了です。バッテリーのマイナス端子を外したので時計などの再設定も忘れずに行いましょう。
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1:エアフロセンサーの洗浄
4:AACバルブの洗浄
7:オイルキャッチタンクの取付
2:スロットルバルブの洗浄
5:パワステフルードの交換
8:ヘッドカバーガスケット交換
3:LLC(冷却水)の交換
6:エアフィルターの交換
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